ふとした時に思う。
この子には私の両親がしてくれたことをしてあげたいって。
この家で、子どもの記憶を輝かせたい。
家族という身近な社会で初めて体験した「コト・モノ・キオク」は
今のあなたの感情や行動のかけらになっているはず。
だからこそ、大人になって子どもを授かった時に、
この子には“こうしてあげたい”っていう気持ちが芽生えるのではないでしょうか。
私たちは、子どもの頃に体験した「コト・モノ・キオク」そのすべてが、
子どもの成長に大きな影響を与えると考え、
家だけではなく家を建てる周辺環境にも目を向けた住まいを、
子どもに100%の愛情を注ぎたいご夫婦の為にご提案します。
子どもの頃、家の柱に黒い油性ペンとメジャーで身長が伸びた分の記録を両親に付けてもらっていました。いつも「こんなに伸びたっ!」って嬉しくなったのを覚えています。
たまに実家に帰って、柱を見ると当時のエピソードも一緒に思い出したり出来るので、大切な柱です。
子どもの頃、白い画用紙に色鉛筆、絵の具、クレヨンなどを使って絵を描いたり、石や道路にもお絵描きするのが好きだったんですが、唯一、憧れで終わってしまったこと、それは壁一面にお絵描きすることです。
今は家の壁に絵を描けたり、昔には想像もできなかったことが、出来てしまうから本当に驚きです。だから子どもには私が出来なかったことを思う存分、させてあげたいなって思ってします。
「秘密の場所」が欲しかったのか「閉所・狭い・暗い場所」が好きだったのか「自分の場所」が欲しかったのか、なぜ好きだったのかは今となっては思い出せませんが・・押入れが大好きでした。友達と一緒に入ったり、そこで寝たりしていたのを覚えています。
今となっては、子どもの世界という大切さもわかるような気がします。
とにかく布団がくちゃぐちゃになってしまうほど、お風呂上りに兄弟で、「でんぐり返し」や「プロレスごっこ」をしていました。「ホコリが立つからやめなさい!!」って親に何度怒られても、一度夢中になったらもう止まらない。その後は、疲れてそのまま眠るのがすごく気持ちよかったのを覚えています。
ファッションショーと言っても、服の材料は水色や黒色のゴミ袋なんですが、首や腕を通せるようにハサミでゴミ袋をカットして、そのままワンピースのように着て、リビングでモデルウォーキング!審査員として点数を付けてくれていた両親にも感謝。
テレビアニメがきっかけで、1人でも友人とも忍者ごっこをして良く遊んでいました。敵に見つからないように壁に息を潜めて姿を隠す「隠れ身の術」や、親に気付かれないように「忍び足」でリビングに進入してみたり。折り紙で遠くまで飛ぶような手裏剣を研究しながら作ってみたり。何かの“術”を行う時には必ず、両手の人差し指を重ねて唱えるのかお決まりのポーズ!
家の中でも外でも、とっておきの場所には 「秘密の部屋(場所)」って呼び名を付けていました。友達と遊ぶ時には「秘密の場所見つけたから、こっちにきて!」なんて、コソコソと小さな声で話しながらその場所を共有したりして。
今振り返ってみれば、何てことのない場所なんですけどね。大人になった今でもその特別さや価値観はあの頃と変わらず、3年前に建てた一軒家には、私専用の秘密扉と小部屋を設け、ひとり静かに過ごしたい夜を満喫しています。
実家が田舎だったので、少し広めの庭にブドウやサクランボの木があったり、イモやナスなどの野菜畑があったり、お花が咲いてたり、どくだみ草が生えていたりと統一感の一切ないジャングルのような庭だったので、子どもの頃の私にとっては冒険心をくすぐる小宇宙!
土を掘り返してミミズを見つけたり、アリの巣の観察やカタツムリの抜け殻、その近くにはナメクジがいて塩をかけてみたり…。野菜を育ててみたりと色んな体験が出来たので、将来は断然、庭付きの一軒家が理想です。
毎年、夏休みになるとおばあちゃんが花火を買ってくれて、夕食を済ませた後に、家の前で家族みんなで花火をするのが我が家の恒例行事のひとつ。普段はしないお手伝いも、その日ばかりは水色のバケツに水を入れたりと、率先して花火をする準備をしていました。
今となれば、住宅が密集しているような場所ではなかったからこそ、思う存分に楽しめた夏の想い出かもしれません。
私の誕生日や、私が仲良くしている友達の誕生日は、自宅に友達を招いて、5人くらいで手作りケーキを作ってお祝い。みんなで協力してスポンジケーキを焼いて、生クリームを塗って、カットされたイチゴなどのフルーツをトッピングして、完成したケーキを囲みお祝いをしていました!
今思えば、お菓子作りが好きな母だったからこそ、体験出来たことかもしれません。私も我が子にとってそんな素敵な母でありたいです。
自宅の階段にダンボールや布団などを引いて、上から滑り下りるだけのことなんですが、これがめちゃめちゃ楽しくて、夢中になった遊びのひとつです。遊び疲れた頃にはお尻とか、色んなところが痛かった気がしますが…次の日もまたやっちゃうんですよね。
子どもの頃、夢中になって遊んだ場所には、きっと忘れることの出来ない、楽しかった想い出があるはず。その場所が子どもを輝かせる場所になること、あなたは誰よりも知っているはず。
毎日たくさんの時間を過ごす家だから、住むほどに愛着が増すような素材に囲まれて過ごしたい。家族が、帰りたくなる場所にしたいから、共に成長を育めるような素材をコーディネート。
子どもの頃の体験は、生涯を左右するとも言われるほど大切なもの。
だからこそ子どもたちには、より多くの直接的な体験、経験をさせてあげられるような緑豊かな環境が身近にある場所(土地)が、一番理想的。
イベントスケジュールをチェックして、お出かけしよう!
新しい発見に、出会えそうな予感